レース終わってみると
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”コレガケイバダ”
ほとんどの分野にお
いて、自分の理論、
技術、考えなどを持
っている人は強いも
ので、そういった人
々が高い評価を受け
ることはごく自然と
思われるが、残念な
がら我々の世界はそ
うとは限らない。二
番煎じ、三番煎じが
通用してしまう。予
想に限ったことでは
ないが、予想に関し
ていえば、そこに行
き着くまでの過程や
かけた時間は人それ
ぞれ全然違うのに、
例えば同じ馬に印を
打っていれば(本
命とは限らない)、
詳細な説明を付けな
い限り、一般ファン
には同意見と取られ
てしまう。自分の意
見で勝負できない輩
はこの業界から足を
洗うべきだろう。大
体、ほとんどの人間
がウチの週刊誌を持
ってトレセンで取材
をしているのもおか
しな話である。
 と偉そうなことを
書いたが、今週はダ
ービーである。東京
優駿。競馬の祭典。
特別な思い入れがあ
るわけではないが、
トラックマンとして
やはり当てたいレー
スであることには違
いない。今年の場合、
人気馬がコケた皐月
賞をどう分析するか
が最大の焦点だった
と思うが、その分析
結果に別路線組をど
う乗っけるかもこれ
また重要な作業。し
かし、自分の場合は、
早くから今年はマル
カシェンクと半分決
めていたので、マル
カを調べ上げること
に腐心した。
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