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2018年
安田記念
丹羽 崇彰
6月3日
東京・芝1600m
安田記念(G1)
○秋に京都で行われるマイルチャンピオンシップと並び、マイラー(1600m=マイルの距離を得意としている馬)の王者決定戦。芝マイルで行われるG1は現在日本に7つ存在しているが(桜花賞、NHKマイルC、ヴィクトリアマイル、安田記念、マイルチャンピオンシップ、阪神ジュベナイルフィリーズ、朝日杯フューチュリティS)、性別や馬齢の制限がないレースは安田記念とマイルチャンピオンシップだけである(3歳以上という条件はあるが)
○明治・大正・昭和にわたって競馬に携わり、1923年の競馬法制定や日本ダービーの創設などに尽力した日本中央競馬会の初代理事長である安田伊左衛門の功績を称え、51年に創設された。84年にG1競走として格付けされ、93年から国際競走に。84年以降連覇を達成したのはウオッカのみ(08年、09年)
○東京競馬場の5週連続G1のトリを飾るレースである。安田記念の週から夏競馬がスタートし、クラスの再編成が行われる。それまでは3歳馬と古馬(4歳以上)のレースは分かれて行われるが、その区分がなくなりほとんどのレースが3歳以上が対象となる。よって年上と戦うことになる3歳馬には条件が厳しくなるので、84年にG1に格付けされてから、3歳馬の勝ち馬は11年のリアルインパクトただ1頭である。同時に4歳馬に限って収得賞金(500万下とか1000万下とか1600万下とかのアレ。日本はこの収得賞金を基に競走馬を格付けしている)が半減されるため、降級する馬もいる。強い4歳馬でも、賞金不足によって安田記念への出走が叶わない場合もある。
○98年にタイキシャトルが1番人気でこのレースを勝ってから、09年にウオッカが勝つまで1番人気が勝てないでいた。13~15年の3年間はロードカナロア、ジャスタウェイ、モーリスと1番人気が3連勝したが、馬券の配当的には高値で推移している。
○レースレコードは12年ストロングリターンの1分31秒3。これは東京芝1600mのコースレコードでもある。
海外組
○お隣香港は世界的に短距離競馬が有名。その香港からの参戦が多くあり、今年はウエスタンエクスプレスが来日予定。
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○3月に行われるドバイの国際招待競走から臨む馬もいる。
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本番での勝ち馬(過去10年)
14年:ジャスタウェイ
5月12日
東京・芝1400m
○1956年に創設された重賞競走。当初は『スプリング・ハンデキャップ』の名称で、4歳以上馬による1600mの重賞競走として、2月下旬から3月上旬にかけて施行されていた。63年には距離が1800mへ延長されたが、81年に現在の1400mの別定戦に変更されたことにより、春の短距離路線上の競走として明確な位置付けがなされた。更に、96年の番組改革で安田記念の施行時期が6月に繰り下げられたことに伴い、施行時期も5月に変更となった。この競走の1着馬には同年の安田記念への優先出走権が与えられる。
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○京王電鉄株式会社から寄贈賞を受けて施行されている。同社は東京都多摩市に本社を置く鉄道会社。東京競馬場の最寄駅のひとつである府中競馬正門前駅は京王電鉄競馬場線の駅である。
○安田記念はどんなステップレースを経ても本番でチャンスがあるが、そんななかでこの京王杯スプリングC組は2勝2着3回と比較的いい数字を残している。
○今年の勝ち馬はムーンクエイク。初めての重賞挑戦でいきなり勝利。勢いは一番。
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本番での勝ち馬(過去10年)
12年:ストロングリターン
17年:サトノアラジン
3月31日
中山・芝外1600m
○正式名称はダービー卿チャレンジトロフィー。1969年にイギリスからエプソムダービー9勝などの記録を持つレスター・ピゴット騎手など3名を招待して英国騎手招待競走を開催した際、第18代ダービー卿からトロフィーの寄贈を受けたことを記念して創設された重賞競走。当初は1800mの別定重量で争われていた。幾度かの距離変更を経て96年には距離が現在の1600mに、02年には負担重量がハンデキャップに変更となり現在に至っている。
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○このレースは4月初めに行われることが多く、本番まで2カ月ほど間隔が開くので、ステップレースとは言いづらいが、15年モーリス、16年ロゴタイプが勝っている。
○今年の勝ち馬はヒーズインラブ。器用さがなく常に後方からになるが、その鋭い末脚には注目したいところ。
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本番での勝ち馬(過去10年)
15年:モーリス
16年:ロゴタイプ
4月22日
京都・芝外1600m
○マイル路線の拡充を目的として1970年に創設された重賞競走。安田記念の前哨戦としての意味合いを持ち、春の短距離路線を歩む馬にとって重要な競走となっている。幾度かの変更を経て、12年より阪神競馬場から京都競馬場に移設のうえ施行されている。1着馬には安田記念への優先出走権が与えられる。東京、大阪、福岡に本社を置く読売新聞社により寄贈賞を受けて施行されている。
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○上記の通り、京王杯SCと並んで安田記念のステップレースという位置づけがされているが、過去10年本番での勝ち馬はなく、94年にノースフライトが勝ったくらい。
○今年の勝ち馬はサングレーザー。3歳後半から急速に力をつけてきた。マイラーズC組が勝てないジンクスを今年破るか。
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本番での勝ち馬(過去10年)
なし
5月19日
東京・芝1800m
○10年に芝1800mのオープン特別として復活した。名前通り5月に東京競馬場で開催される。重賞に比べれば相手関係が非常に楽なので、狙ってステップレースにする陣営はあまりないだろう。
本番での勝ち馬(過去10年)
10年:ショウワモダン
5月13日
東京・芝1600m
○詳しくは同レースのページへ
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○08年、09年と連覇したウオッカの2勝のみ。それ以外では07年ジョリーダンスが3着した程度。男馬の一線級相手ではいくらか厳しいかも。
○今年は2着馬リスグラシューを含め、3頭が登録してきた。
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本番での勝ち馬(過去10年)
08年:ウオッカ
09年:ウオッカ
5月6日
東京・芝1600m
○詳しくは同レースのページへ
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○安田記念は3歳以上が出走可能なので、果敢に古馬に挑む3歳馬が参戦してくる。古馬の壁は厚く、11年NHKマイルCで3着だったリアルインパクトが3歳馬としてやっと初勝利を挙げた。鞍上の戸崎圭太騎手は当時、大井競馬所属の地方ジョッキー。いろんな意味で珍しい年となった。
○今年は12着だったタワーオブロンドンが登録。直線は窮屈になっていたが……。古馬相手でどうか。
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本番での勝ち馬(過去10年)
11年:リアルインパクト
3月25日
中京・芝1200m
○詳しくは同レースのページへ
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○高松宮記念から安田記念までは約2カ月の間隔があり、400mの距離延長でもあることから、ステップレースとは言い難い。過去10年、本番での勝ち馬は13年のロードカナロアのみ。
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本番での勝ち馬(過去10年)
13年:ロードカナロア