ジョリーズシンジュがシンガポール年度代表馬に選出
2010年 3月 4日 15時17分
マレーシアとシンガポールの競馬を統括するMRAマラヤンレーシングアソシエーションは2月28日、昨年シンガポール4歳三冠を達成した日本産馬のジョリーズシンジュ(牝5歳、父ジョリーズヘイロー)を、2009年シンガポール年度代表馬に選出した。日本産馬がシンガポールの年度代表馬に輝いたのは史上初めてのこと。海外でタイトルを獲得したのは、G1VRCメルボルンCを制し、06/07年豪州最優秀ステイヤーに選ばれたデルタブルース以来の偉業となった。
同馬は2006年のHBA日高軽種馬農協主催オータムセール(サラブレッド1歳)取引馬。浦河町の(有)丸幸小林牧場から上場されると、シンガポールのK. C.Tan氏に315万円で売却された。現地には07年5月に輸出され、08年1月の新馬戦を快勝。その後も勝ち星を積み重ね、昨年はシンガポール4歳チャレンジ初戦となるパトロンズボウルでLG1初制覇を果たした。続く2戦目のLG2シンガポールダービートライアルも5馬身差で圧勝。シリーズ最終戦となるLG1シンガポールダービーも2着以下に5馬身の差をつける逃げ切り勝ちを演じ、見事シンガポール4歳三冠を達成した。さらに秋には豪州へ遠征するなど、世界を股にかける活躍を続けている。
日本産馬をTanオーナーに橋渡するなど、海外販路拡大に尽力してきたJBBA日本軽種馬協会静内種馬場の中西信吾場長は「候補になっていることは知っていましたが、選出されるまでドキドキしました。これを機に日本産馬への関心がさらに高まってくれれば良いですね。オーナーも5月のトレーニングセールに来たいと言っていました」とニッコリ。海の向こうからの吉報に声を弾ませていた。

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